British C


Camel
Camel 1973 いきなりラテン系の楽曲で始まるデビューアルバム。演奏はP.Bardensのオルガンもディストーションの効いた音を出していて、結構ハードというか荒削りなアルバム。Mystic QueenやNever let goなどが、その後のCamel節を現している。
Mirage 1974 cf -> Deram
The Snow goose 1975 cf -> Decca
Moonmadness 1976 cf -> Decca
Rain Dances 1977 cf -> Decca
A Live Record 1977 cf -> Decca
Breathless 1978 cf -> Decca
I Can See Your House From Here 1979 cf -> Decca
Nude 1981 cf -> Decca
The Single Factor 1983 cf -> Decca
Stationary Traveller 1984 cf -> Decca
Pressure Point 1984 このライブアルバムを最後にCamelは活動を停止。
Dust and Dreams 1991 復活作。穏やかでシンフォニックな美しいトータル・アルバム。80年代の停滞振りを見事に吹っ切ったプログレ作。
Harbour of Tears 1996 Dust and Dreamsに続くスタジオ作。Irish Airで始まるもの悲しさが漂うシンフォなトータル・アルバム。ラストに向かって盛り上がっていく。
Rajaz 1999 Harbourに続くスタジオ作。ダイナミックで美しいCamelらしい傑作アルバム。


Capability Brown
From Scratch 1972 デビューアルバムから完成度高い。コーラスが美しく、楽曲は、ポップでメロディもよく、素晴らしい。
Voice 1974 2nd。いきなり、Affinityの冒頭の曲I am and so are youのアレンジ違いというか、Queenばりのコーラスが入るバージョンで快進撃開始。ロックンロール調、20分超の組曲など展開するが、全般にコーラスがすばらしいアルバム。また、ヒプノシスのジャケで有名。


Caravan
Caravan 1968 Wild Flowersから分裂したThe Soft Machineのもう一方の片割れらしく、モワ〜としたオルガン、頼りなさそうなボーカルと、同根であるにおいはプンプン。ソフト・マシーンとは違ってサイケ色なく、ポップなところが、当初からのこのバンドのポイント。
If I Could Do It All Over Again, I'd Do It All Over You 1970 cf -> Decca
In the Land of Grey and Pink 1971 cf -> Deram
Waterloo Lily 1972 cf -> Deram
for girls who grow plump in the night 1973 cf -> Deram
Caravan & The New Symphonia 1974 cf -> Deram
Cunning Stunts 1975 cf -> Decca
Blind Dog at St.Dunstans 1976 8th。前作に引き続き、とても粒ぞろいの楽曲が揃ったポップで佳いアルバム。ラストはWings のMy Loveの様。ビオラなどの存在が、単なるポップスに止まらせていない。Richard Coughlan(ds), Pye Hastings(vo,g), Geoffrey Richardson(viola,fl), Jan Schelhaas(key), Mike Wedgwood(b,vo), Jimmy Hastings(sax,fl,clarinet)
Better by Far 1977 9th。いきなりブギでも始まりそうなドラムが鳴り出し、今までとは違う。時代に迎合したわけでもないのに、楽曲が平凡。アルバムタイトルが皮肉に思われる。Richard Coughlan(ds), Pye Hastings(vo,g), Dek Messecar(b), Geoff Richardson(viola,g, fl), Jan Schelhaas(key), Tony Visconti(recorder)
The Album 1980 10作目。最後から2番目のレゲエ風はジャマ。あとは、よく聴けば、それなりに良質のポップであることにはちがいないが。それまでとあまり変わらずである。結果、キャラバンのアルバムとしては、レゲエ以外の印象薄となってしまうのが残念。
Back To Front 1982 11th。冒頭の曲目でR.Sinclairのボーカルがかえってきて良かった!、と思う。基本は、相変わらずのR.Sinclair在籍時のキャメルと同様の雰囲気を持った歌もの。楽曲も悪くはない。
Caravan Live at the Fairfield Halls, 1974 2002 脂がのりきった時期のライブ。なかなか華やかで素晴らしい。


Carmen
Fandangos in Space 1973 高校の時に聴いて、それ以来長年、コテコテ”フラメンコロック”なのかなと思っていたが、そんな感じの濃いところは冒頭の曲だけだった。あとは、安心、しっかり躍動感あるブリティッシュロック。Tony Viscontiがプロデュース。
Dancing On A Cold Wind 1975 2nd。カスタネットが鳴り響き、フラメンコしているが、基本的にはブリティッシュ・プログレ。
The Gypsies 1976 3rd。76年の段階で、もやはフラメンコロックはCarmenではなくなったことは明らか(Trianaが前年にデビューしてる!)。フラメンコ・テイストが微妙に残りつつ、重厚なブリティッシュ・ロックと、気持ちアメリカン・ロック。カスタネットがポイントか。


Ian Carr -> Nucleus
Belladonna 1979 cf -> Vertigo
Out Of The Long Dark 1979 cf -> Nucleus
Old Heartland 1988 cf -> Nucleus


Catapilla
Catapilla 1971 cf -> Vertigo
Changes 1972 cf -> Vertigo


Centipede
Septober Energy 1971 cf -> Neon


Michael Chapman
Rainmaker 1969 cf -> Harvest
Fully Qualified Survivor 1970 cf -> Harvest


Chopyn
Grand Slam 1975 ポップでファンキーなロックを、しっかりとした演奏で聴かせてくれるアルバム。印象的なInstrumental曲などもあり、聴きごたえある。Ann Odell (vo,key), Klyde Mcmullin(b), Simon Philips (ds), Ray Russel (g)


Circa
circa 2007 出た!ビリー・シャーウッド、トニー・ケイ、アラン・ホワイト等が新バンドを結成。Open Your Eyesあたりの音に近く、シャーウッドがリードしているのがよく分かる。トーク以来どこいったのかと心配してたが、トニー・ケイが元気だったので良かった。彼らのHPでの販売。サイン付きのを注文してしまった。Yesの香りがそれなりに現れていて結構よい。
HQ 2009 Alan Whiteが抜けてしまった2nd。Yesの香りが消えてしまった前作の延長と言った感じか。
And So On 2011 3rd。このアルバムもサウンド的には前々作、前作と同傾向。前作より音に透明感のようなものを感じられる。
Valley Of The Windmill 2016 スタジオ版第4弾。B.Sherwood (vo,g)、Tony Kaye (key)、Scott Connor (ds)、Rick Tierney (b)


Circus
Circus 1969 Mel Collinsが在籍したので有名なCのサーカス。Sonny RollinsのSaxophone Colossusの冒頭の曲(St. Thomas)などをはじめジャズのスタンダード曲などを演奏。ビートルズとスタンダードなジャズの中間的な音。


Cirkus
One 1973 Kのサーカス。いきなり、冒頭の曲のメロディが結構頭から離れなくなる。メロトロンやオーケストラなどを導入して、ドラマティックに仕上がっているが、基本はとてもポップなロック。


Clear Blue Sky
Play It Loud 1970 cf -> Vertigo


CMU
Open Space 1971 Transatlanticからのデビューアルバム。軽いサイケ、フォーク・ロックと軽いジャズ・ロックが合体した音楽ではあるが、男性ボーカルに加えて女性ボーカルの存在が尖ったところを丸めているというユニークさがある。Jim Gordon (vo,g,key),Ian Hamlett (g), Larraine Odell (vo), Leary Hasson (key), Richard Joseph (vo,g), Roger Odell (ds), Ed Lee (b)
Space Cabaret 1973 2nd。フォークとカンタベリー系ジャズロックを足して2で割ったような音楽。男女ボーカルのデュエットがポイントか。かなり、シンフォニックな音のキーボードがリードしている。すばらしいアルバム。


Shirley And Dolly Collins
Love, Death and The Lady 1970 cf -> Harvest


Colosseum
Those Who Are About To Die 1969 Jon Hiseman (ds), Dick Heckstall-Smith (sax), Dave Greenslade (key), Tony Reeves (b), James Litherland (vo.g)によるデビューアルバム。ブルースがベースのジャズ・ロック。ハイズマンのドラムはいきなり全開。ブギ風のWalking in the parkからごきげんなナンバー。ラストのタイトル曲はめまぐるしく変化していく曲で5分弱ではあるが、大作に聞こえる。
Valentyne Suite 1969 cf -> Vertigo
Daughter of Time 1970 cf -> Vertigo
Live 1971 cf -> Bronze
Time on Our Side 2014 ゆったりとしたジャズロック。


Colosseum II
Strange New Flesh 1976 cf -> Bronze
Electric Savage 1977 前作に続き、1曲目Ds、g,、keyのバトル。メロディアスなボーカル曲なども含まれ、前作の発展型。Gary Moore, Don Airey, Jon Hiseman, John Moleによる2枚目。
Wardance 1977 前作と同じメンバーでのラストアルバム。この当時流行っていたクロスオーバーの中でも、壮絶な部類に属する。突然と登場するメロウでシンフォな歌曲でほっとする。


Comus
First Utterance 1970 cf -> Dawn
To Keep From Crying 1975 cf -> Virgin


Cressida
Cressida 1970 cf -> Vertigo
Asylum 1971 cf -> Vertigo


David Cross
Exiles 1997 J.Wetton, P.Hammill, R.Fripp,など参加。Exilesに期待してCDを聞き始めると、いきなりミニマルミュージック的な軽いシンセサイザーの導入で???となってしまう。CrossのVliとWettonの歌でほっとするも、やはり何か違和感が残ってしまう。演奏自体の軽さのせいか。先入観なしで聞いた方がよい。2曲目はLarks的(この時期のKC的)演奏にハミルの絶叫で、全般的に平凡な感じであるが、こうしたオリジナル曲の方が相対的に納得感あり。
1.Exiles, 2.Tonk, 3.Slippy Slide, 4.Duo, 5.This is your life, 6.Fast, 7.Troppo, 8.Here


Curved Air
Air Conditioning 1970 1st。ダリル・ウェイのvln、e-vlnがかなり全面に出ていて、ヴァイオリンが金切り声を上げているよう。ちょっと荒削りか。
Second Album 1971 フランシス・モンクマンのキーボードが、すこしジャズっぽくも、すばらしく飛翔する。名作。
Phantasmagoria 1972 3rd。1曲目のマリー・アントワネットはソーニャ・クリスティーナのソフトな歌声とあってファンタスティック。名盤。
Air Cut 1973 4th。キーボードとヴァイオリンがエディ・ジョブソンに。3曲目のmetamorphosisは、ジョブソンの演奏がさえている。全体にタイト。最高作と言われている。
Live 1974 cf -> Deram
Midnight Wire 1975 6作目。Sonja Kristina (vo), Darryl Way (vln), Stuart Copeland (ds), Mick Jacques (g) + John Perry (b), Peter Wood (key)。ソーニャ・クリスティーナの歌に、しっかりとパンチが出てきていて結構よいじゃないかと
Airbone 1976 7枚目で最終作。Sonja Kristina (vo), Darryl Way (vln,key), Mick Jacques (g), Tony Reeves (b,key), Stuart Copeland (ds)。30年近く聴いていなかったが、聴き直してみたら、ポップで、ソーニャ・クリスティーナの歌モノとして非常によかった。
Lovechild 1990 かつてのデモテープのオフィシャル・ブートレッグの様なもの。


Czar
Czar 1970 Manfred mann Chapter ThreeやGracious!などと似た感覚のアルバム。メロトロンの導入なども大胆に行われており、隠れた名盤と言ってもよい。



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